ぴよ将ログ #3 修行編・その1(自己Lv.3級・Rt730)

謹賀新年🎍初っ端から将棋アプリログとは笑

正月休み堪能してる証 笑

 

実は休み中のプチ目標を秘かに設定していて、それがまさに「ぴよ将を自己3級にして、ぴよ将ログを更新する‼︎」だった。

正月早々達成でき、目出たく幸先の良い限り。

 

前回の更新から、若干日が空いてしまった。

CPレベルを高くすることばかりに気を取られていたが、初段、2段となるとなかなか勝てなくなったためだ(数十局して初段は数勝、2段も1,2勝に留まる)

 

あまりに勝てないので楽しめず、しばらく対局を遠ざけていたのだ。

時間が経って少し気持ちが切り替わり、「『勝ち』を溜めたい」と考えるようになった

 

「『勝ち』を溜めたい」というのは少し変な表現だが、「強くなりたい」と似てるようでズレがある

大体、次の3つの意味合いに整理出来る。

1 CPレベルを1〜2級に下げ、まずは勝って自己のレーティングを上げ、昇級を目指すこと

2 対局数と同時に棋譜データを重ね、勝敗いずれのデータも分析・研究すること

3 ある程度試す作戦を絞り、上記分析・研究を踏まえ、対CP勝率を高める「得意戦法」にまで磨き上げること

 

今時点だと、CP2級対手だと、勝率はかなり高くなっているが、初段どころか1級対手でもまだ劣勢といったところ。

いきなり強い相手と組み合うのでなく、まずは腰を据えてかかろう、という訳だ

上記3点について、それぞれ詳しく整理してみよう。

 

1→

 5→4→3級と昇級するのも、結構苦労した。

 負けるとレーティングが下がるため、せっかく昇級したあとも降級したり、同じ級前後をウロウロする期間が長く続いてしまったためだ。

 (最初は自己2級になってからログ更新しようと考えていたが、想像より大変で時間がかかりそうと踏んで、まず3級時点で整理することにした)

 今の目標として、「CPLv.3段に勝てるようになった段階で、将棋ウォーズに進出」というのを目指している。

 ただ、かつてのやり方(闇雲に自分より高いレベルのCPと戦うだけ)では、何十戦してラッキーパンチで1、2戦勝つことは出来ても、「強くなった」とは必ずしも言えないだろう。

 対手のレベルを下げることで多少足踏みになったとしても、自分の戦いやレベルについても見つめ直し、「力や武器を蓄える」必要があるのではないか、と方向を切り替えた訳だ

当「ぴよ将ログ」は、3級→2級→1級までは、「修行編」として、昇級ごとに更新することに決めた。(初段以降どうするかは未定)

 

ただ、「強くなりたい」よりは「楽しく指したい」が勝っている。

変かもしれないが、(ひたすら好きで指す)「ヘボ将棋」の色合いをどこかに残し、忘れないようにしたい、と考えている。

 

 ☆ちなみに、ぴよ将棋(に限らず他のソフトの仕様も同じなのか、詳しく知らないのだが)では、「負けた時は、投了しないと棋譜のダウンロードができない」仕様になっている。

 CP対手であっても、「投了」で敗けを認めるのはもちろん悔しいが、データを集めるためには認めるよりないし、この仕様は、将棋の「投了」という独特のルールを尊重した優れたものだと捉えている。

 

2→

 前稿でも触れたが、自戦の棋譜をストックし、分析するようになった。

 まだ始めたばかりなのだが、これが非常に楽しい。

 

 今は、棋譜DBのソフトを使い、

 ・CP対手の戦型・戦法分類

 に着手している。

 特に、囲いの知識は子ども時代で止まって更新されず、また定跡も学んだことがなかったため、現代の細分化され整理された戦い方の情報も基礎がない。

 それを、自戦棋譜に即して、吸収していこうという訳だ。

 対戦中は気づかなかったが、こちらはほぼ同じ戦法しか使ってなくとも、CPは、多様な囲いや戦法で臨んできている

 

 分析してみて、現在使っている戦法だけでなく、自らの指し回しのクセや弱点なども見えてきている。

 技術自体は、明らかに自分でも上手くなっているのがわかる。ただ、課題感としては、

 ・現在の姿勢は主に「受け将棋」。

  本当は攻めたいが、相手の持ち駒さばきを恐れている一方で、まだ強い攻めの技術や読みがない・薄い。

  一方で、CPの無理な攻め(というより、こちらが受けを間違えると敗けてしまう)を、きれいに正確に受けきるとチャンスが訪れる。

 ・読みや受けが正確になってきた一方で、(攻防が何度もある)激戦になると、読み疲れてきて、終盤にミスを犯してしまう。特に角飛車の利きや持ち駒の見落とし等、簡単なミスをすぐ犯す。

 ・「中盤」の読みを深めている。

  序盤優位に展開できた時に、相手に持ち駒もほぼ渡さず圧倒的優位で終盤を迎えるのが基本構想。

  ただ、そのためには、「中盤からどう攻め、守っていくか」の読みや構想を間違えないことが大事。

 

3→

 (書いていなかったが、今は先手番・時間無制限のみで対戦している) 

 今採っている作戦は、

 ・相手居飛車振り飛車四間飛車

 ・相手振飛車→居飛穴

 である。

 

 ただ、四間飛車ではあるのだが、たぶん王道のやり方ではない、恐らく独自の戦法で戦っている。(もしかしたら定跡としても確立された戦法があるのかもしれないが、まだ知識不足なので知らない)

 だからといって、定跡の勉強が無駄になる訳ではない。

 対手の戦型分析や、その長短、攻略方法、また同じく自己の作戦の特色について知る上で、そうした基礎知識は不可欠である。

 

 今の定跡の勉強の仕方が、まさにYouTubeにある。

 藤森、山口、香川、中村等各チャンネルで、四間や穴熊等、関係する戦法の解説やウォーズ実況動画を漁って、基本的な考え方を吸収し始めた。

 そこで更に気づくのは、定跡の知識がなくとも、割と近い考え方や読みで指せている(自分で言うのも変だが、「筋は悪くない」)のだということだ。

 

 対手CPの戦型・戦法分析を、定跡研究と合体させ、

 ・自分が何度も引っ掛かる基本的手筋

 から、

 ・戦法や戦型そのものの弱点、それをどうカバーするか

 という、「戦型の展開」のバリエーションへと研究を深め、「対手の戦法から、どういう状況になっても戦える」得意戦法まで高められれば理想だ。

 そうすれば、自ずとCPレベルアップ時にも勝率がついてくるだろう。

 

【終わりに】 

何回か書いた通り、もともと自分で指す予定はなかったが、指し始めたらすっかりハマってしまい、今や将棋は趣味のアクティビティの主軸に収まっている。

もともとの目的だった、「戦法史変遷の研究」も、「藤井猛全局集」を買うところからスタートした。

 

YouTube棋士の先生方の話を聞くことが楽しくて仕方ない。

実況、講座、戦法解説、自戦解説から雑談に至るまで、オールジャンルで吸収しているといっても過言ではなかろう。

 

忙しくてあまり読んでいるヒマがないのだが、マンガ開拓も放置した訳ではない。

今もっともハマっているのは、

・龍と苺(柳本光晴

今気になっているのは、

・リボーンの棋士(鍋倉夫)

だ。

 

noteで将棋について書き始めた時は、「将棋エンタメが爛熟し過ぎてどこからどう楽しんでいいやらわからない」と書いたが、フルスロットルの全方向展開で楽しみ始めてしまった笑 

ただ、それも始まったばかりで(藤森六段風に言うと)まだまだ「楽しみがいっぱい待っている」といったところだ

2022年は、個人的に将棋エンタメ爆裂の年になるが、どこにどう展開するか、今時点でもワクワクが止まらない。

ゆっくりじっくり、しかも思い切り楽しんでいこう

 

☆自戦記が充実してきたら、note上では、他の将棋エンタメ領域とは分けて書いていこうと考えている。

4.1.1