ぴよ将棋w🐤を始めたら、急に趣味の時間に厚みが出た話

将棋は「観る将」で、当初自分から指す気が全くなかったのに、香川チャンネルで飯野愛女流が紹介していたのを好奇心で覗いてみたら、まんまとハマってしまった…ほんとちょろいw

 

ぴよ将棋w(wは正式名称!w)は、初心者向け対局アプリで、一手指すごとに「パチッ」という駒音の代わりに「ピヨピヨ」というひよこちゃん🐤の鳴き声がするというユニークな対戦アプリだ(ゲーム自体は普通の本将棋)。駒音がすると緊張感があるが、「ピヨピヨ」だとそれがなく、むしろ癒し効果が大きい。細かい着眼と工夫だけど斬新。

 

 

コンピュータ相手に対局してて、かなり細かく相手のレベルを選べる(15級〜3段+)のだが、今は相手を4級に設定すると割と良い勝負になると分かったので、毎日10〜20局くらいはヘボ将棋に励んでいる次第(自身のレベルは今8級だが、1,2戦勝つとすぐ昇級するペース。相手を3級にするとほぼ勝てない)。

対局中は、つべで将棋放浪記や山口ちゃんねるのウォーズ実況を作業用BGMにかけている(尤も、完全に対局に没頭していて中身は入ってこないのだがw)

 

戦法はつべで藤井システムの話を多めに摂取していたせいか、四間寄りの戦型を選ぶ傾向にある。

まだ指し始めて数日だが、課題感は割とはっきりしている。技術面で言えば、

・守りが弱い。囲いをしても、(相手に崩される前に)攻めのために自ら崩しがち。

・相手の仕掛ける基本手順に何回も簡単に引っ掛かる汗 角の利きを見逃しがち等、大局観がないw

・振り返りをしてない。負け時に、どこが悪かったのかをきちんと反省してない。また、勝った時も勝ち要因を分析してない

etc.

 

早い話が、「定跡」を全然押さえてないのだ(子ども時代の棋力で停止しているw 逆に、変な手を指すせいかコンピュータが考慮時間を取る場合もある)。

それより重要なのは、「自分が指す、強くなる」という意識・自覚が欠けていることだろうと考えている

つべで「観る将」を楽しむだけで十分とつい先日まで思っていたので、自身でも意外な展開なのだ

 

変な話だが、つべでプロ棋士の各種解説を見ていても、楽しいのだが「自分が指してみる」という意識とは乖離がある。単なる野次馬根性で観ているせいだ

このままだと、ただ指すのが好きなだけの「ヘボ将棋」で推移するのが見えている。誰に強いられてやる訳でもない単なる趣味なので、それで割り切るのもありかもしれない。しかし、(コンピュータ対手だろうと)「勝てない悔しさ」と、「レベルアップの楽しさ」を覚えてしまうと、もうとりこになってしまっていると言わざるを得ない気もする。

3.12.6

 

今のところ、「勝ちたい、強くなりたい」気持ちよりは「楽しく指したい(というより、単に楽しいのでただ夢中で指している)」気持ちが勝っている。が、つべで詳しく知るほどのめり込んで行き、「強くなりたい」気持ちに飲み込まれていくのは、時間の問題と言えるだろう。そうすると、「自分が勝つ」ことを念頭に置いた勉強の仕方に、自然に切り替わっていくだろう